米投資会社ウィルシャー・フィニックスは15日、ビットコインと米短期債に投資する信託「ザ・トラスト」の修正版申請した

ザ・トラストはNYSEアーカへの上場を目指している。「ビットコインETF」の一種と認識されている。SEC(米証券取引委員会)は修正版に関して再びパブリックコメントの募集を開始した。

カストディ(資産管理者)はコインベース・カストディを採用。毎月コインベース・カストディは5営業日以内のビットコイン保有量を証明するという。

また、修正版では、SECが懸念する仮想通貨市場での価格操作に触れている

「マーケットが本質的に価格操作に耐性があるかどうかというSECの論点に関連して、SECはマーケット全体ではなくマーケットの重要な一部分に焦点を当てて特定のETPの判断材料としたことがある」

ウィルシャーは、例として、金(ゴールド)は様々なマーケットで取引されているにも関わらず、スポットと先物市場だけに焦点が当てられてETFが承認されたと指摘。申請中のビットコインETFに関しても同じようなアプローチが取られるべきと主張した。

ビットコインに100%連動するビットコインETFに関しては、先日、SECに申請する企業がなくなっている。

【関連記事:ビットワイズのビットコインETFSECが拒否 最後の希望が

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版