XRP(XRP)のバイナンスにおける資金調達率は、2024年以降に急反発が起きる前と同様の動きを示している。
マイナスの資金調達率がショートスクイーズを誘発
過去2カ月間、バイナンスの資金調達率は概ねマイナス圏で推移してきた。これは、レバレッジ取引を行うトレーダーの多くがXRP価格の下落に賭け、ショートポジション維持のために支払いを強いられていることを意味する。

デリバティブ市場の弱気なコンセンサスは、2025年7月に付けた数年ぶり高値である366ドルから、XRPの現物価格が約50%下落した後に形成された。オンチェーン分析を手掛けるダークフロスト氏によれば、今後数週間でこの状況が弱気派に打撃を与える可能性がある。
同氏は、2024年以降に継続して見られたマイナスの資金調達率の局面が、いずれも急激な価格反発につながった点を指摘した。これには、2025年8月から9月にかけたビットコインの約50%上昇や、2025年4月から7月にかけた100%超の上昇が含まれる。

ダークフロスト氏は「ショートの積み上がりは短期的な売り圧力を生むが、同時に潜在的な買い圧力も蓄積する」と述べ、次のように付け加えた。
「価格が上昇に転じれば、これらのポジションが清算され、上昇を加速させる可能性がある」
強気派は2ドルを取り戻せるか
1月時点でXRPは、約1年続く横ばいチャネルの下限トレンドラインを試した後、緩やかに反発している。このトレンドラインは、1.8ドルから2ドルのサポートゾーンと重なる位置にある。
この価格帯は、2025年4月に100%上昇して3.66ドルまで急騰する際の起点となった水準でもある。

一方で、2ドルの水準は短期から中期にかけてXRPにとって重要な心理的節目となっている。
グラスノードの以前の分析では、2025年初頭以降、2ドル付近を再び試す局面ごとに、週次で約5億ドルから12億ドルの実現損失が発生していた。多くの保有者がポジションを増やすのではなく、損切りを選択していたことを示唆する。

テクニカル面では、XRPが50週間指数平滑移動平均線(50週EMA、赤線)である2.22ドルをサポートとして回復できなければ、弱気派は200週間EMA(青線)付近の1.40ドルまで価格を引き下げようとする展開が想定される。

ダークフロスト氏の「潜在的な買い圧力」仮説は、XRP価格が1.80ドルから2ドルのサポートゾーンを明確に割り込めば、大きく後退する可能性がある。
bitbankで新規口座開設後、1万円の入金でもれなく現金1,000円プレゼント!【PR】
本記事は、投資助言または投資に関する推奨を含むものではありません。すべての投資および取引にはリスクが伴うため、読者は意思決定を行う際にご自身で調査を行う必要があります。正確かつ迅速な情報提供に努めていますが、Cointelegraphは本記事に含まれる情報の正確性、完全性、または信頼性を保証するものではありません。本記事には、リスクや不確実性を伴う将来予想に関する記述が含まれる場合があります。これらの情報に依拠したことにより生じた損失または損害について、Cointelegraphは一切の責任を負いません。

