「ビットコイン8500ドル」

ビットコインが6月の高値である1万3500ドル付近から調整する中、SNSやメディアでビットコイン8500ドルという数字が頻繁に指摘されている。

既報の通り、ビットコイン強気派で年末までに2万ドル回復を予想するマイク・ノボグラッツ氏も、一時的に8500ドルの安値まで下げるかもしれないと述べた。

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25日、eToroのマティ・グリーンスパン氏は、クライアント向けのメモの中で、米シカゴ先物市場(CME)のビットコイン先物価格のグラフを用いてビットコイン8500ドルがありえそうな理由を解説した。

(出典:Mati Greenspan「CMEのビットコイン先物価格」)

グリーンスパン氏は、8500ドル付近から「明らかなギャップ(青丸)」があると指摘。6月15日の土曜日といえば、ビットコインが急騰した日だ。CMEは週末は取引をしていない。

グリーンスパン氏によると、ほとんどの金融資産はこうしたタイプのギャップをいずれかの時点で埋めるように動く傾向があるという。