イングランドのプロサッカーチームであるワトフォードFCが、デジタル株式の販売を開始する。販売するのは同クラブの株式の約10%分を占める。

約150年の歴史を持つワトフォードFCは、デジタル投資プラットフォームであるリパブリックと提携し、この株式販売を実現する。リパブリックのプラットフォームだけでなく、同社のヨーロッパ向けプラットフォームであるシードルズでも購入可能だ。

発表によれば、調達した資金はチームのトレーニングのために使用される予定だ。また、新選手のリクルートやコーチング、ワトフォードFCブランドの発展にも充てられる。リパブリックによるデジタル株式提供を通じて、ワトフォードFCはより広範な投資家層を引き付け、ファンがクラブの一部を所有できるようにする。

ワトフォードFCは将来的にファントークンの取引も計画している。将来的には投資家はクラブのデジタル株式、トークンを購入することができる。投資家が受け取るファントークンは将来的に取引可能となり、ファンに「真の所有権」を提供するものだと、ワトフォードFCの会長兼CEOであるスコット・ダックスベリー氏は説明している。

ダックスベリー氏は「我々は常にワトフォードFCを成長させる方法を模索しており、デジタル株式を通じてファンを含む幅広い投資家に真の所有権を提供する最初の主要なイングランドのサッカークラブであることを誇りに思う」と語った。

ますます多くのスポーツクラブが、トークン化された株式や非代替性トークン(NFT)のようなデジタル資産を利用して、ユーザーエンゲージメントと資金調達を図っている。5月末には、サッカースターのクリスティアーノ・ロナウド氏が、彼のスポーツキャリアのハイライトを特徴とするNFTコレクションをバイナンスと提携して発表した

4月末には、マンチェスター・シティがNFTと限定版ジャージを組み合わせたコレクションを展開した。これは保有者が限定版のジャージや試合日に特別な体験を得ることができる。NFTコレクションはOKXと提携して開始された。

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