元ウォール街の米国債トレーダー、「ライトニングネットワーク」で仮想通貨ビットコインに専念を決意【ニュース】

元ウォール街の米国債トレーダーであるニック・バティア氏は11月18日にブログで、ビットコイン(BTC)とライトニングネットワークとの組み合わせに可能性をみいだし、機関投資家向けのアセットマネージャーを辞めたと明らかにした。スケーラビリティと送金スピードが「価値の保存」と合わさり、人類史上これまでにない資産となったとしている。

バティア氏は現在、USCマーシャルスクール・オブ・ビジネスで金融経済の非常勤の教授で、ビットコイン決済ベンチャーのオープンノード(OpenNode)で研究を行っている。オープンノードは2018年4月に設立。ライトニングネットワークの設計者やビットコインの開発者のグループが参画し、商業向けのマルチレイヤーのビットコイン決済プロセッサーを開発。ビットコインの決済利用を改善してシンプルにすることを狙いとしている。

今回ブログでバティア氏は、仮想通貨と初めて遭遇した2016年に触れている。

「ビットコインは当時、市場規模が200億ドルに満たなかった。私は、債券市場では比較的小さいプレイヤーだったが、それでもたった数カ月で200億ドル超を動かしていた」

ビットコインを米連邦準備制度が電子システム経由で処理する年間767兆ドルに匹敵するレベルに持っていくためには、バティア氏は、ライトニングネットワークという機能を仮想通貨にあてることだと注目した。

素早いトランザクション決済機能とあわせることで、ビットコインのデジタルの希少性の可能性を認識し、バティア氏は完全にビットコインに専念しようと考えたとしている。

「当初はビットコインの供給スケジュールに引っかかった。しかしライトニングが私を引き込んだ、(中略)、交換媒体の通貨スピードとスケールを持つ『価値の保存』資産(ビットコイン)は、人類史上これまでにないもので、追及する価値がある

また、先日、ビットコイン強気派として知られる米投資家のティム・ドレイパー氏は、ビットコインが2023年までに25万ドルに到達するとの予想について、ライトニングネットワークが根拠だと述べている。

 

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン