スマホ用SIMカードに代わるブロックチェーン利用の「バーチャルSIM」 米通信大手ベライゾンが特許取得

米通信大手ベライゾンが、従来の物理的なSIMカードを置き換えるものとして、ブロックチェーン基盤の暗号化技術で保護されたソフトウェア的なSIM「バーチャルSIM(vSIM)」を顧客デバイス上で利用する方法について特許を9月10日に取得した。米特許商標庁(USPTO)上の文書から明らかになった

文書によると、1つのデバイスにvSIMのコピーが1つだけ存在し、セキュリティが強化されるという。

「ネットワークデバイスは、ネットワークサービスのvSIM証明書を含むブロックチェーンの作成を開始する。vSIM証明書には、携帯電話加入者に発行される加入者識別番号(SIMカードごとの固有番号)『IMSI』が含まれる。(中略)vSIMは、ユーザーアカウントに関連付けられた異なるデバイスのどれかで取得・利用したり、同一ユーザーアカウントに関連付けられたデバイス間で転送したりできるほか、一時的に他ユーザーに割り当てることも可能」

またvSIMは、顧客デバイスから受信した認証コードが、vSIMプラットフォームに登録済みの認証コードと一致しない場合、あらゆる者がアクセスできないようにする特別な認証コードで保護されているという。

2019年7月、ベライゾンは、ブロックチェーン技術に関連する業務で新規採用を積極的に進めていることが報じられた。5人のブロックチェーンエンジニアを求めており、ブロックチェーン技術の研究、設計、開発、テストに関する経歴が条件となっていた。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版