ベネズエラ政府が、仮想通貨ペトロの売買や採掘の仕方を市民に教える無料の仮想通貨研修コースを開始した。現地テレスールTVが24日報じた。

 同コースを提供する研修校「グランハ・ラボラトリオ・ペトロ」は、仮想通貨ペトロ(PTR)が発行されてから数日後に開校した。

 同研修において仮想通貨売買の授業を担当するカルメン・サルバドール氏によると、国外なら500~800ドルかかる受講料は完全無料になり、誰でも参加できるようになっているという。

 同国のマドゥロ大統領のツイートによると、2月20日に行われたペトロのプレセール(ICO)の開始以来、少なくとも7億3500万ドル(約786億円)相当の資金が調達されたという。

 また、セールの最初の2日間で計10億ドル(1069億円)が調達されたという報道もあり、さらなる詳細が待たれる。