仮想通貨資産運用を手掛けるヴァルキリーは、ビットコインに間接的に投資する上場投資信託(ETF)をナスダック取引所で立ち上げた。

ヴァルキリーがSECに申請した内容によると、バランスシート・オポチュニティETFはビットコインに直接投資しないが、純資産の80%はBTCをバランスシートに含む米企業の株式に投資することになる。こういった企業にはカストディアンや仮想通貨取引所などが含まれるという。またこのETFの純資産の最大10%にはビットコインマイニング企業の証券にも投資する。このETFは、VBBというティッカーで上場しており、今週水曜にローンチしている。

ヴァルキリーは10月にビットコイン戦略ETFを開始しており、BTC先物契約を通じた間接的なエクスポージャーを提供している。

SECは、ヴァルキリーやプロシェアーズなど、ビットコインのデリバティブを使ったETFを承認しているが、その一方で仮想通貨に直接投資するETFはまだ承認していない。