米国で2番目となる先物ベースのビットコイン上場投資信託(ETF)が、ナスダックで1株あたり25.52ドルの価格で取引を開始した。

デジタル資産運用企業ヴァルキリーのビットコイン戦略ETFは、米国の投資家が仮想通貨先物に直接エクスポージャーを可能にする2番目の上場投資信託であり、1株あたり25.52ドルで取引を開始した。このビットコイン先物ETFは、シカゴマーカンタイル取引所(CME)に上場されているBTC先物の価格を追跡する。

「このビットコイン戦略ETFは、この資産クラスにとって大きな飛躍だ」と、ヴァルキリーのリース・ウォルドCEOは述べている。「これにより投資家は信頼できる取引所で取引され、現在利用可能な他の投資と同じくらい簡単に売買できる、規制された透明性のある商品を通じてデジタル資産市場に参加することができる」。

ヴァルキリーのETFは、10月19日にニューヨーク証券取引所で取引を開始したプロシェアーズのビットコイン戦略ETFに続くものだ。

ビットコイン価格は10月19日のプロシェアーズのETFの取引が開始された後、数か月ぶりに6万3000ドルを超え、6万7000ドルの史上最高値に達した。足元でBTC価格は下落に転じ、6万ドル近くまで調整した。