5時49分時点のドル円は、109.98円。昨日の終値に比べて19銭の円安・ドル高になっている。NYダウが高値29,408.05ドルと過去最高値を更新し、ドル円も一時110円をつけた。中国の新型コロナウイルス感染拡大の世界経済への影響は懸念されるものの、リスクオンの流れが続いている。

また、中国が約750億ドル相当の米国からの輸入品に対する関税率を、14日から半分に引き下げると発表したことも好感された。ただ、米国10年債利回りが1.64%と伸び悩む中、ドル円は110円を大きく超えることはできないでいる。

本日は、1月雇用統計に注目だ。非農業部門雇用者数の予想は16万人、失業率は3.5%が予想されている。

ドル円のテクニカル分析と相場見通し

今日のドル円予想レンジ

109.50~110.50円

昨日、一目均衡表は三役好転となり強い買いシグナルがでている。5日に発表されたADP雇用統計が予想を大きく上回ったことから、本日の雇用統計も強気の見方が多い。予想を上回る結果になれば、1月17日の高値110.30円にトライする場面もあるだろう。