24日の米国株式市場は13時(日本時間2時)までの短縮取引だったが、NYダウは4営業ぶりに反落。終値は36.08ドル安の28,515.45ドルだった。
トランプ大統領が「米国は中国とうまくやっている」と述べたことを背景に28,572.57ドルまで上昇したが、連日で過去最高値を更新していたので利益確定売りが優勢となった。
ただ、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は10日続伸。7.24ポイント高い8,952.88で終了した。
また、米10年債利回りは1.949%まで上昇したものの、5年物の米国債の入札結果が好調だったことから買いが優勢になり、利回りは1.903%まで低下して引けた。
ドル円は24日も小動き。5時55分時点のレートは109.41円だが、高値109.44円、安値109.33円とわずか11銭だった。
本日はクリスマスで多くの国が休場になる中、値動きが乏しい展開が続くだろう。ただ、北朝鮮がなんらかの軍事行動を行う可能性があり、リスクオフの円高に注意しておきたい。
ドル円のテクニカル分析と相場見通し
今日のドル円予想レンジ
ドル円は、小幅な値動きが続いている。本日も方向感に乏しい展開が続くだろうが、薄商いの中、仕掛け的な売りがでてくる可能性がある。ただ、109円を大きく割り込むことはないだろう。