昨日のドル円は105.92円まで円安・ドル高が進んだ。NYダウが1167.14ドル高の25,018.16ドルで取引を終え、米国10年債利回りは0.813%まで急上昇。WTI原油先物も35.01ドルまで上昇した。
米国での新型コロナウイルスによる感染拡大は続いているものの、米政府の減税による景気刺激策への期待が高まり、投資家心理が好転したのだ。
ただ、NYダウは取引開始直後に900ドル超上昇していたが、その後は下落に転じた。さらに引けにかけて1,000ドル以上の上昇となり値幅は1,100ドルを超えている。VIX指数が47.30と高値圏で推移しており、値動きの荒い展開が続きそうだ。
本日の米経済指標では、21時30分の消費者物価指数と23時30分の週間在庫統計に注目だ。
ドル円のテクニカル分析と相場見通し
今日のドル円予想レンジ
104.50~106.50円
ドル円のチャートは以下の通り。
ドル円は反発局面。昨日の安値101.21円が底値になるかに注目だ。米国10年債利回りが1%台を回復できるかが焦点になるだろう。