米ケーブルテレビ最大手のコムキャストは、TVのマーケティングの効率改善やプライバシー保護強化のため、ブロックチェーンを基盤にしたソフトウェアを来年に商業化することを目指すと発表した。
このソフトウェアは、ブロックグラフと呼ばれるP2P(ピア・ツー・ピア)のプラットフォーム。メディアや出版社が、第3者を通さず直接マーケティング企業に対して視聴者の情報を提供する。テレビのマーケティングや広告の効率を改善し、視聴者の個人情報の保護を強化する狙いがあるそうだ。現在提携する企業は、メディアのViacomや広告企業のスペクトラム・リーチなどがある。
スペクトラム・リーチの社長は、次のように述べた。
「ブロックグラフの技術は、セキュリティーを向上し、プライバシーの保護を強化する。TVエコシステム内ですべてのプレイヤーが、匿名で集めらた情報を直接シェアすることでね」
コムキャストは、2001年に設立した世界的なメディア。ケーブルテレビやインターネット、通信サービスを提供する。世界では2番目、米国では1番目に大きなケーブルテレビ局だ。2018年第3四半期の売上高は221億ドルだった。
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— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年10月31日
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