米連邦保安局は5日、訴訟などで押収した2170枚のビットコインをオークションで売却する予定であると発表した。

 オークション開催日は3月19日。オークション参加希望者は、14日までに登録手続きを行い、20万ドル(約2125万円)の保証金を納める必要がある。

 ビットコインは14区画に分けて売却される。ビットコイン500枚の区画が2カ所、100枚が11カ所、70枚が1カ所。落札者にはオークションと同日に個別に通知される。

 ビットコインが押収された事件は、米連邦保安局のウェブサイトで確認できる。米シークレットサービスのショーン・ブリッジ元捜査官が15年に80万ドル相当のビットコインを盗み有罪判決を受けた事件もある。

 米連邦保安局が民事訴訟や刑事訴訟で押収したビットコインは定期的にオークションに出品されている。今年1月22日には、当日の価格で4000万ドル以上となる3813枚のビットコインを売却している。