仮想通貨ファンドCEO 「ビットコイン急落で投資家に特別な機会」 新たに二つのファンドを発表

カリフォルニア州に拠点を持つビットワイズ・アセット・マネジメントが5日、新たに二つの仮想通貨ファンドの立ち上げを発表した。The Blockが5日に報じた。弱気相場をチャンスと捉えて攻勢に出た形だ。

記事によると、ビットワイズは、ビットワイズ・ビットコイン・ファンドビットワイズ・イーサリアム・ファンドを新たに立ち上げた。個々の仮想通貨に特化したファンドに対する顧客からの要望が高まっていたという。すでにビットワイズは、仮想通貨10種のインデックスファンドを持っている。

ビットワイズのハンター・ホースレーCEOは、「今年ビットコインが68%も下落したことで、『もう目にすることはないと誰もが考えた価格』で市場に参加できる特別な機会が投資家に与えられた」と発言したという。

The Blockは、ビットワイズは、初期の頃から存在する仮想通貨ファンドであるグレイスケールに対抗するつもりではないかと分析。グレイスケールは1年間のロックアップ期間があるが、ビットワイズの投資家は、週ベースでポジションの入れ替えをすることができるという。また、グレイスケールの手数料は2%であるのに対して、ビットワイズは小口投資家には1.5%、大口投資家には1%と低めの設定になっている。

「仮想通貨の世界では最大の機関投資家」と言われるグレイスケールのビットコイン投資信託(GBTC)は現在、20万3000BTC以上を保有。Diarによれば、これは「出回っている供給量の1%をわずかに上回る」量だ。グレイスケールのマネージングディレクターは、機関投資家はこれまでになく仮想通貨の投資に興味を示していると話したそうだ。