イギリスのオークション企業 ベルギー政府が押収した仮想通貨を競売へ ビットコインなど約4700万円相当

イギリスおよびアイルランドを拠点とするオークション企業ウィルソンズ・オークションズは、ベルギー政府との契約に従い、2月下旬に仮想通貨のオンライン・オークションを初めて開催する。2月18日、同社のブログ記事で明らかにした。

このオークションでは、一般的なWebブラウザーではアクセスできないダークウェブ上などで麻薬密売に利用され、ベルギー警察によって押収された合計約43万ドル(約4763万円)分の仮想通貨の競売を行う。

プレスリリースによれば、世界中の入札希望者に向けた24時間オンライン・オークションの体裁をとっており、現地時間2月28日正午から開始され、3月1日に終了する予定だ。

またウィルソンズ・オークションズは、計315コインの仮想通貨を複数ロットに分割すると説明。BTC、ビットコイン・ゴールド(BTG)、ビットコインキャッシュ(BCH)がそれぞれ104.99が含まれているという。BTCの各ロットは0.5から4BTCの範囲のものになっており、BTGとBCHのロットは、より多くのコインからなるという。

さらに同社は、2月28日に北アイルランドのベルファストで開催予定のオークションでも(政府・警察の押収物ではない)BTCを競売にかける予定だが、コインの金額は公表していない。

ウィルソンズ・オークションズの資産回収責任者エイダン・ラーキン氏は、世界中の政府機関や法執行機関にとって信頼できる解決策として、押収した仮想通貨の競売を支援する用意を整えているとした。

今月初め、ウィルソンズ・オークションズは、世界69カ国でモネロ(XMR)オークションを開催。イギリスの法執行機関が押収した167.7 XRMの競売を実施した。

こういったオークションは、米国をはじめ、押収した仮想通貨を処分したい政府機関に頻繁に利用されている。2018年、フィンランド政府も同様のオークションを開催し、2016年に押収した約2000BTCを売却した。