仮想通貨企業サークルや金融企業DRWの出身者らが、新しい仮想通貨トレーディング企業「CMSホールディングス」を立ち上げた。コインデスクが12日に報じた。

新会社はサークル出身のダニエル・マトゥシェフスキ氏やジュリアン・コラド・セガン氏、またDRWの仮想通貨部門カンバーランド出身のボビー・チョー氏が立ち上げた。マトゥシェフスキ氏はサークル・トレードの元責任者、セガン氏は技術担当の幹部だった。

コインデスクによれば、3人は1000万ドル以上を元手に、10月からトレーディングを開始した。CMSホールディングスはケイマン諸島に拠点を起くが、外部投資家の資金を管理しているわけでないという。チョー氏は「ヘッジファンドとよく似た戦略を展開しているが、その点で違う」と述べている。

同社は、資本の30%をビットコイン(BTC)やイーサ(ETH)といった主要な仮想通貨にまわし、40~50%を取引が少ないデジタル資産に投資する戦略という。また仮想通貨業界の企業の株式にも投資する。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン