仮想通貨取引所2カ所が「取引手数料マイニング」モデルを導入し、26日にコインマーケットキャップの日間取引高ランキングで一時トップになった。
シンガポールに本社を置くコインベネが一時1位になり24時間取引高は21億ドル(約2310億円)を超え、香港に本社を置くビットZが2位で24時間取引高は約15億ドル。同時期のバイナンスのランキング4位で、日間取引高は約6億2900万ドルだった。
コインベネのウェブサイトの投稿記事によると、同社は新たな取引手数料マイニングモデルを6月23日に導入している。
同取引所のネイティブ通貨であるコニーの1時間ごとの保有量を、毎時の総取引量で割り、100%を掛けるという計算に基づいて、ユーザーは取引手数料と同額のコニーで払い戻しを受ける。コインベネはツイッターに「取引手数料は毎時の終値で全額ETHに両替し、翌日15時に払い戻される」と記している。
同取引所は6月25日、コインマーケットキャップのランキングでトップになった件をツイートし、「現在世界のチャンピオンだ!!!」と記した。
on January 2018, we aim to reach the top 10 exchange in the world. we live through our ups and downs in the past six months , and never give up and now we are the champion in the world!!! we will continue to move forward with gratitude to our users, honest & humble to market . pic.twitter.com/fGVeYq7xEs
— CoinBene满币网 (@coinbene) June 26, 2018
コインベネ满币网 @coinbene 18年1月、我々は世界トップ10の取引所になることを目標にした。諦めることなく6か月間の浮き沈みを乗り切り、現在世界のチャンピオンだ!!! ユーザーと誠実で謙虚な市場に感謝を込めて前進し続けよう。
ビットZのウェブサイトによると、同社の新たな取引手数料マイニングモデルとは、ユーザーが3段階認証を終えていた場合に取引手数料の払い戻しを「同額のBZ」で受け取るというものだ。BZは同取引所のネイティブERC20トークンである。
ビットZのツイッターによると、このモデルは6月25日に導入されたもので、上限は6億BZ。同社のホワイトペーパーによると、このモデルでは1000万BZごとに払い戻されるBZの量が3%ずつ減少するという。ビットZは6月25日、新たな取引手数料モデル開始後の12時間の総取引高が270億を超えたとツイートした。
Dear all,
— Bit-Z.com (@BitZExchange) June 26, 2018
Trading Mining volumn is to break 60 million~
As of 8:00 June 26,(UTC/GMT+08:00), the total Turnover of the 12-hour period has exceeded 27 billion !!! Please keep enthusiastic and mine more BZ💪💪💪
Enjoy Trading,everyone~
Real-time data:https://t.co/GroxvWgWjs pic.twitter.com/1HjJBidif1
@BitZExchange 皆へ。取引マイニング量が6000万突破ー。
6月26日8時(UTC/GMT+08:00)時点で、12時間の総取引高が270億を超えた!!! 熱中し続けBZをさらにマイニングして欲しい。皆取引を楽しんでー。