ツイッターは30日、同社オリジナルのノンファンジブル・トークン(NFT)を公開した。

ツイッターは140人のフォロワーに、7種類のNFTをそれぞれ20ずつの計140個のNFTを無料で配布する模様だ。NFTはマーケットプレイスのラリブルで公開され、入札も行われている非売品となっている。一部ユーザーがツイッターアカウントをフォローし、ダイレクトメッセージを送って受け取っているようだ

NFTを配布するというツイートには記事執筆時点で既に2万6000「いいね」がついており、これに続いて様々なNFTが紹介されている。

例えば、ツイッターの卵アイコンの頭をつけた男が偉そうに返信をしている「Reply Guy」や処方箋ボトルにツイッターのロゴが入った青い錠剤を詰め込んだ「Vitamin T」などだ。

また、「First Born」というNFTにはツイッターCEOのジャック・ドーシー氏が2006年に初めてツイートした「Just setting up my twittr」内容が紹介された。既報のようにドーシー氏はこのツイートをトークン化し、290万ドルで販売した。

今回のNFTに関しては個人目的で所有することが明記されており、営利目的での使用は禁止されている。

ジャック・ドーシー氏はビットコイン支持者の一人として知られている。同氏が率いる決済企業スクエアもビットコインをポートフォリオに加えている。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン