リザーブ・ライツ(RSR)トークンの価値が急上昇した。これは、ドナルド・トランプ氏が新たな米国証券取引委員会(SEC)委員長を指名するとの憶測が広がったためだ。

一部の仮想通貨コミュニティのメンバーは、トランプ氏がRSRトークンの背後にあるリザーブ・ライツ財団にかつて助言をしていた元SECコミッショナーのポール・アトキンス氏を指名する可能性があるという噂とトークンの上昇を結びつけている。

Source: Henshaw Udowo

アトキンス氏は、過去1週間でSEC委員長の有力候補として浮上しているが、現在はリザーブに積極的に関与していないと、リザーブの共同創設者兼CEOのネヴィン・フリーマン氏がのべた。アトキンス氏は「リザーブの初期段階でのみアドバイザーを務めていた」とフリーマン氏は11月28日のXでの投稿で語った。

「しかし、彼とのやり取りの中で、彼の柔軟な姿勢には感銘を受けた。彼がリザーブのアドバイザーであることを公表することに寛容だったことから、仮想通貨に積極的に関与する意欲があることがわかる」とフリーマン氏は付け加えた。

アトキンス氏は仮想通貨のクライアントと協力することに前向き

リザーブのフリーマンによると、アトキンスは2017年以来、「自分のコンサルタント会社で仮想通貨のクライアントと仕事をすることに前向き」だという。
「彼は原則的なアプローチを取っており、生産的なルールメイキングを彼や彼のチームと一緒に行うことを非常に楽しみにしている」と彼は語った。

Source: Nevin Freeman

仮想通貨を支持する弁護士ジョン・ディートン氏を含む一部の著名な仮想通貨関係者も、アトキンス氏を次期SEC委員長として支持している。「ポール・アトキンス氏は間違いなく適任だ。ステッビンス氏でなければ、なおさら良い。アトキンス氏については非常に良い評判を聞いている」とディートン氏は11月21日にXで投稿した。

RSRは新しいSEC委員長への期待で88%上昇

トランプ氏は一部の内閣や行政官を選んだが、次期SEC委員長を指名してゲイリー・ゲンスラー氏を交代させることはまだしていない。ゲンスラー氏は11月に退任を発表した。

12月2日、フォックスニュースの記者エレノア・テレット氏は、トランプ氏が「明日にも」新しいSEC委員長を発表する可能性が高いと述べた。

Source: Eleanor Terrett

アトキンス氏がカリシなどのプラットフォームで次期SEC委員長として業界の予想をリードしている中、RSRは彼のリザーブへの関与を受けて急騰している。

12月3日、RSRトークンは88%も急上昇し、コインゲッコーのデータによれば、0.017ドルという数年ぶりの高値に達した。この急騰にもかかわらず、RSRトークンは2021年4月に記録した過去最高値0.11ドルからは依然として551%も遠い位置にある。

Reserve Rights (RSR) token all-time price chart. Source: CoinGecko

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