トランプ系ミームコインが相次ぎ暴落 米大統領選挙後に50％の下落

トランプ系ミームコインが相次ぎ暴落　米大統領選挙後に50％の下落

11月6日のドナルド・トランプ氏の大統領選勝利を受け、仮想通貨市場は急騰し、ビットコインは過去最高値を更新した。しかし、トランプ氏をテーマにしたミームコインは翌日には大幅に下落した。

市場で最も評価されているトランプ氏関連のミームコイン、MAGA（TRUMP）は、選挙結果が発表された11月6日に4.60ドルまで急騰したが、過去24時間で53%下落し、執筆時点で1.87ドルとなっている。

アーカム・インテリジェンスによると、ドナルド・トランプ氏は現在約57万9290個のTRUMPトークンを保有しており、その価値は約100万ドルに相当するという。

さらに、MAGAハット（MAGA）ミームコインも同様に選挙勝利後に0.0002ドルまで上昇した後に急落し、過去24時間で55%下落した。

他のトランプ関連のミームコインも同様に下落しており、ダークMAGA（DMAGA）は75%下落し、スーパートランプ（STRUMP）は50%下落、MAGA: ファイト・フォー・トランプ（TRUMPCOIN）は56%下落している。

11月6日、ドナルド・トランプ氏は選挙人投票295票を獲得し、カマラ・ハリス氏の226票を上回り、ネバダとアリゾナで残り17票がカウントされる中で大統領選挙に勝利した。

一方、ミームコインは急騰しており、ドージコイン（DOGE）は10%上昇し、執筆時点で0.20ドルに達している。シバイヌ（SHIB）は6%上昇した。時価総額で3番目に大きいミームコインであるPEPEは18%上昇している。

トランプ氏関連のミームコインの急落は、ビットコイン（BTC）が11月6日に7万6228ドルの過去最高値を記録したことと同時に起こった。イーサ（ETH）も長い眠りから目覚め、11月7日の早朝取引で12%上昇し、2800ドル（約42万円）を超えた。