トランプ前大統領が、再びビットコイン（BTC）を非難した。

7日にFOXビジネスに出演したトランプ氏は、次のように述べた。

「ビットコイン、それは詐欺のように思える。…ドルと競合する通貨であり、私は好きではない。基本的に、それはドルと競合する通貨である。私はドルを世界の通貨にしたい、それは私が一貫して言ってきていることだ」

トランプ氏のコメントは、ビットコインに対する以前の見解から変わっていない。同氏は2019年、大統領であったときにビットコインと仮想通貨のファンではないと語っていた。

当時、トランプ氏は、仮想通貨はマネーではなく、ボラティリティが大変大きく、ほとんど何の根拠にも基づいていないと主張していた。

またトランプ政権では、アンチ仮想通貨の政策を作ろうとしていたことも報道されている。当時、トランプ氏は、財務長官だったムニューシン氏に「ビットコインを追跡」するよう指示したとされる。実際、政権末期には、自己ホスト型ウォレットの監視を強化する規制が登場し、議論を呼んだ。