分散型アプリ(dApps)のプラットフォーム同士で人材の争奪戦が激化している。

イーサリアム上のdAppsの開発で有名なコンセンシスが、最大50%~60%の人員削減を進めていると報じられたことを受けて、トロンのジャスティン・サンCEOが、イーサリアム とコンセンシスが徐々に崩壊しているとツイートした

「イーサリアムとコンセンシスは徐々に内部崩壊に向かっている。60%の解雇と90%の急落は始まりに過ぎない。dAppsを開発競争についていけずに資金がなくなるとこうなるんだ。開発者の流出とプロジェクトの閉鎖が次だろう。沈み行く船に乗らないように」

コンセンシスとイーサリアムのみんな、履歴書をus-recruiting@tron.networkに送って、新しい機会をつかんでください。成長著しく、資金も豊富なトロン・ファミリーになることを歓迎します」

トロン氏がイーサリアムのコミュニティーに向けて危機感を煽るのは今回が初めてではない。

サン氏は6日、仮想通貨イーサリアム (ETH)とEOSの開発者を「救う」計画を発表。「ETHとESOの開発者を彼らのプラットフォーム崩壊から救うためファンドを立ち上げる。条件は、開発者がトロンにdappsを移動させることだ」とツイートしていた。