英国の仮想通貨取引プラットフォームeToro(イートロ)は5日、仮想通貨テゾス(XTZ)の取り扱いを開始したと発表した。米コインベースも先月末にテゾスをサポートすることを発表しており、テゾスは過去1週間で50%近く上昇している。
プレスリリースによれば、テゾスはeToroで取引可能となる15番目の仮想通貨となる。eToroは既にビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、XRP(リップル)、ライトコイン(LTC)などの仮想通貨を扱っている。
eToroの共同創業者兼CEOのヨニ・アシア氏は、セキュリティトークンオファリング(STO)においてテゾスのブロックチェーンが選ばれていることを引き合いに出し、「テゾスは大きな進歩を遂げている」と強調した。アシア氏は、投資家により多くの仮想通貨にアクセスできるようにするのがeToroの使命だと強調した。
「一部の銀行は既に10億ドル以上のセキュリティトークンを提供するため、テゾスのブロックチェーンネットワークを選択している。一般投資家がこれらの技術に投資できるようになることが重要だ」
米コインベースもサポート
テゾスは過去1週間で50%近く上昇している。eToroの発表に先立ち、7月30日に米仮想通貨取引所のコインベースもプロ向け取引プラットフォーム「コインベースPro」でテゾスの取扱いを発表しており、これが上昇の材料になったとみられる。
出典:Coin360 テゾスの過去1週間のチャート
コインベースは5日、コインベースProでXTZ/USDとXTZ/BTCの取引を間もなく開始するとし、テゾスの入金を開始した。
編集・翻訳 コインテレグラフ日本版