仮想通貨取引所のフォビの米国における「戦略パートナー」HBUSは10日、仮想通貨取引サービスを開始した。コインテレグラフが同社のプレスリリースからわかった。
サンフランシスコに拠点を置くHBUSは6月はじめに設立されたことが公表された。フォビの「戦略パートナー」として、米国で仮想通貨取引所サービスを提供するとしていた。
現地時間(太平洋標準時)午前10時の時点で、HBUSはビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、イーサリアムクラシック(ETC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、テザー(USDT)など22種類の仮想通貨をサポートしている。
HBUSの新しいプラットフォームでは、トレーダーに上場されている仮想通貨のマーケットデータも提供している。
HBUSは6日、米国でのサービス開始に先立ち、仮想通貨の預け入れができるようにしていた。
HBUSのサービスは、アラバマ州やコネチカット州、ニューヨーク州、ワシントン州など9つの州の住民は利用できない。規制当局からの許可が得られていないためとみられる。
米国での「戦略パートナー」による展開と並行して、フォビは今月5日にオーストラリアで取引サービスの提供を開始。英ロンドンにもオフィスを開設しており、今年の第3四半期に店頭取引を試験的に始めることも明らかにしている。