ユーザーにトレーディング用ボットを提供するクラウド上の仮想通貨プラットフォームが、世界最大の取引所、OKExをサポート対象に追加したと発表。

クラウド上の仮想通貨取引ソフトウェアを提供してきたTradeSantaが大手取引所をサポート対象に追加ーこれにより、同社の提供してきた取引自動化パッケージはさらに数千ユーザーの手に届くことに。

TradeSantaが取引高では世界最大のプラットフォーム、OKExをサポート対象に追加すると発表した。同社によれば、OKExはその安価な手数料と取引ペアの豊富さで広く知られており、仮想通貨取引が初めての人にとっても法定通貨を容易にデジタル資産へ換金できると人気だ。

TradeSantaはOKExをサポート対象の主要取引所に仲間入りさせることで、「仮想通貨の変動を追い続けるために年中無休で働く必要がないようにしたい」とその目標を明確に宣言している。

TradeSantaの仕組み

TradeSantaではユーザーはアカウントを作成して任意の取引所と紐づけることができる。対応可能な取引所は新たに加わったOKExの他に、HitBTC、バイナンス、ビットフィネックス、フォビ(Huobi)、ビットトレックス、そしてアップビットがある。

既にアカウントのある仮想通貨ファンは、たった2分でトレーディング用ボットを設定し、一連の機能やテクニックにアクセスすることができる。TradeSanta開発チームによれば、同サービスの長期・短期戦略を活用すれば上げ相場と下げ相場のいずれにおいても利益をあげることは可能だという。ユーザーは利益目標を設定することも可能で、取引は最適なタイミングで自動的にクローズされる。さらに、幅広いプリセットのテンプレートから好みのものを選ぶか、ゼロからボットを作り上げるかもユーザーの自由だ。

テクニカル分析指標も提供されているため、最良のタイミングで取引が開始できるようになっている。また同社はこのインフラによって劇的な価格変動を誘発することなく多額の仮想通貨を売買できるとも自負している。

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今年3月の「ブラックサーズデー(暗黒の木曜日)」に仮想通貨市場は極めて高いボラティリティを経験した。ビットコインの半減期に伴い市場の予測不能さが改めて露見した形だが、これを受けてTradeSantaは自動化機能とリアルタイムで市場の動きを追跡する機能の両方をプラットフォームに搭載した。透明性の高い分析のおかげでボットの動きはどこからでもモニターでき、動きがあればテレグラムの通知によってユーザーはいつでも最新の状況を把握することができる。

教育リソースとして

TradeSantaは、仮想通貨取引の初心者が各取引所を利用する上でのメリットとデメリットについて、偏りのない、洞察に満ちた記事を提供しようと邁進してきた。

OKExについては「シンプルで使いやすいプラットフォームで、はじめてのユーザーもKYCチェックさえ完全にクリアすれば手軽に認証されるようになっている」と説明している。また、取引実行に伴って発生する手数料や、資金の預け入れと引き出しに伴うコストについても詳細な内訳を明示している。

こうしたレビュー記事に加えて、定期的に更新されるブログでは仮想通貨界隈の最新動向やその他の金融ニュースを伝えている。最近の投稿では、「ビットコイン(BTC)は世界で最も信頼性の高い安全資産として黄金から王座を奪えるか」の議論を深堀りしつつ、一方ではトレーダーが資金をリスクに晒すことなくトレード戦略を試すことのできるツール、いわゆる仮想通貨のシミュレーターにスポットを当てている。

TradeSantaがウェブサイトで公表しているデータによれば、同社のアクティブユーザーは4万人に上り、12,000のトレーディング用ボットがアクティブな状態にあるとのことだ。また、同プラットフォームのリリース以降、約170万件の取引が成立しているそうだ。

TradeSantaは、最大2ボットを利用でき、一ヶ月最大3,000米ドルまで取引ができるフリープランを提供している。有料のサブスクリプションは一ヶ月14米ドルからで、さらに高価格のパッケージでは利用できるボットの数が無制限となる。また、新規のユーザーは同社のベーシックプランを5日間まで無料でお試しできる。このベーシックプランは最大49ボットの利用と取引額無制限といったパッケージになっており、ユーザーはTradeSantaの感覚的で馴染みやすい機能をその目で確かめられるはずだ。

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