1月以降に出願された仮想通貨、ノンファンジブルトークン(NFT)、Web3、メタバースに関連する米国商標の数が、2021年のものを上回ったと報告されている。

知的財産弁護士のマイケル・コンドディス氏が6日にまとめたデータによると、個人や企業が米国特許商標庁に提出した仮想通貨や仮想通貨関連サービスの商標出願は、8月31日時点で3,600件を超え、2021年の3,516件と比較して増加していることが判明した。さらに、NFTの出願数が2021年の2,087件に対して2022年は5,800件以上とさらに急増し、メタバースやWeb3に関する商標出願数が2021年に1,866件だったのが、2022年8月現在で4,150件と2倍以上になったことを報告した。

2022年の出願件数を月別で見ると、3月が最も多く、NFTが1,078件、クリプトが604件、メタバースが759件で、7月と8月は総じて出願件数が少ない。メタCEOのマーク・ザッカーバーグは3月、同社がインスタグラムでNFTを利用できるように準備していると発表した。