前回の記事では以下の画像のようにビットコインのヒストリー分析から$4279~5435が底になり上昇していく可能性が高いと予測したが、この予測通りの展開となり$10000に迫る動きとなっている(図1,2参照)。

今回の結果からも言えることは必ずしも歴史がくりかえされるわけではないが相場を読み解く上で歴史を武器にすることは非常に大切な要素だということだ。

(図1 3月17日投稿したビットコインの底値予測)

(図2 3月17日投稿したビットコインの底値予測に対してのその後の動向)

現在は強く上昇しているビットコインだが、これも歴史を振り返れば日足の200日移動平均線(200SMA)を超えた時点でプチバブル的な強い上昇が起こる可能性があったことは明白だった。

ここ直近で200SMAを上抜けた時は2019年10月26日と2020年1月28日の2回があるが、この2回とも200SMAを超えてからはプチバル的な上昇で強く上昇、今回も同じ結果となっている。

この過去2回では200SMAを超えて強く上昇するものの約1478~1591幅上昇して失速している。

この傾向を今回の動きに当てはめてテクニカルを組み合わせると$9444~9753は一旦、上値が意識される可能性があるゾーンだということが言える(図3参照)。

私自身はこの観点からトレード帝王学会員様には200SMAを超えた時点で以下のような予測を立てていたが結果的に赤のシナリオで過去と同じパターンとなり現在は$9444~9753まで上昇する格好となっている。

(図3 ビットコインの歴史的にレジスタンスとして意識されそうなゾーン{会員限定事前予測より})

(図4  ビットコインの歴史的にレジスタンスとして意識されそうなゾーン{会員限定事前予測より}とその後の動向)

また、過去の動きを見ると2018年12月15日の底値から強く上昇した際はその手前の大きな上昇のフィボナッチの50%~61.8%で上値を抑えられているので、もし同じ傾向が起こるのであれば約$9000~10000の価格帯は強く意識される可能性があり、ここからの失速には注意する必要があると言うことが言える(図5参照)。

(図5 ビットコインの歴史的に意識されそうなレジスタンスゾーン)

いずれにせよ、現在は買いも過熱気味でCMEの取組高もBTCの価格に対して一方的に上昇しすぎの状態なため、$9444~9753もしくは$10229~11280は一旦の天井となり再度$6000~7500近辺まで下落調整をつけてくる可能性があるので高値掴みには気を付けて、買いを検討するのであれば押し目を待った方が無難だろう(図6参照)。

(図6 今後のイメージシナリオ)

 

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