米タイム誌が、読者がメタバースを探求できるようにするために、ギャラクシー・デジタルと提携する。
タイム誌は18日、提携について、読者にメタバースについて知ってもらうことが目的だと述べた。タイム誌は今後、メタバースに関する週刊ニュースレターを発行するほか、ウェブサイト上で教材を提供したり、毎年発表される「世界で最も影響力のある100人」のリストに仮想空間をカテゴリーとして含める予定だ。
ギャラクシー・デジタルを率いるノボグラッツ氏は、今回の提携について、「読者やクリエイター、好奇心旺盛な人々をメタバースに招き入れ、メタバースで起きている膨大な変革を解明する」ための活動の一環であると述べた。ギャラクシー・デジタルは、すでにメタバースへの進出に力を入れており、10月の資金調達ラウンドでは、3億2500万ドルを調達した。
Excited @GalaxyDigitalHQ & @TIME will launch the first-ever #metaverse cat. w/i TIME100 Companies. Also launching a wkly metaverse newsletter bringing readers, creators & the curious into the space.
— Mike Novogratz (@novogratz) November 18, 2021
TY @keithgrossman for agreeing to be paid in $ETH! pic.twitter.com/MdPupSUeo0
また、ギャラクシー・デジタルとの提携は、イーサ(ETH)を用いて行われたという。タイムはバランスシート上でイーサを保有する予定を公表している。
タイム誌は、4月からグレイスケールとの提携の一環としてビットコイン(BTC)を保有。以前にも、読者が仮想通貨を使ってデジタル購読料を支払えるようにすると発表しているほか、トークン化された3つの雑誌カバーをオークションに出品するなど、ノンファンジブル・トークンについても取り組んでいる。