変化の多いweb3業界において、素早く情報をキャッチすることはとても重要。
今週もコインテレグラフでは、「Coin Club Japan」のメンバーであるYusuke氏、Katsu氏、Patti氏をプレゼンターとして迎え、海外のニュースやトレード情報を噛み砕いて初心者でもわかりやすいように解説します!

▼今週解説した記事はこちら▼

- ビットコインの市場占有率が54%に 約30ヶ月ぶりの水準に
https://jp.cointelegraph.com/news/bitcoin-dominance-hits-54-ahead-btc-halving

ビットコインの市場占有率が54%に達し、過去30ヶ月の最高水準となった。この上昇は、2024年4月に控えた半減期イベントに対する注目度の増加を反映している。半減期イベントではマイニング報酬が半分となり、次回は6.25BTCから3.125BTCへと減少する。このイベントは、ビットコイン供給量の制約から価格の上昇圧力を生むと広く考えられている。市場占有率は、ビットコインの時価総額が全体のどれだけを占めているかを示す指標で、50%を超えると強気の兆候とみなされる。10月は、仮想通貨にとって通常強気の月であり、ビットコインの価格も約27,000ドルから35,000ドルへと上昇している。過去には、ビットコインの市場占有率が80%を超えていたが、他の仮想通貨の登場や成長により、その割合は低下していた。

- ビットコイン 来年末までに最高値を付けるが「波乱含みの市場」に=ピーター・ブラント氏
https://jp.cointelegraph.com/news/bitcoin-btc-price-peter-brandt-trader-all-time-

ベテランのトレーダーであるピーター・ブラント氏は、ビットコイン(BTC)が2024年第3四半期までに新たな最高値を更新する可能性があると予測しているが、その前には「波乱含みの市場」が訪れると指摘した。彼のツイートによれば、ビットコインはすでに底をつけており、2024年までの新たな最高値までの期間は不安定になると考えている。また、ブラント氏はチェーンリンク(LINK)など他の仮想通貨には注目しておらず、ビットコインの週足の練行足グラフに最も信頼を置いている。一方で、市場の専門家らは、ビットコイン上場投資信託(ETF)の承認が近づいていると考えている。特に、ブラックロックのiシェアーズ・ビットコインETF(IBTC)のDTCC掲載に関するニュースにトレーダーたちは反応し、ビットコインの価格が大幅に上昇した。ブルームバーグのアナリストらは、現物型ビットコインETFが2024年1月10日までに90%の確率で承認されると予測している。さらに、アーンスト&ヤングのエグゼクティブ、ポール・ブロディ氏は、多くの機関投資家が現物型ETFの承認をビットコインの買い入れのトリガーとして注視していると述べた。

-現物型ビットコインETF承認なら 1年間で価格は74%上昇=仮想通貨投資会社ギャラクシーが予測
https://jp.cointelegraph.com/news/galaxy-digital-soaring-bitcoin-price-increase-after-etf-launch

仮想通貨投資会社ギャラクシーデジタルは、ビットコインの現物型上場投資信託(ETF)が米国で承認されれば、ビットコイン価格が1年間で74.1%上昇すると予測している。リサーチアソシエイトのチャールズ・ユウ氏によると、この予測は金ETFを基準にしたもので、ビットコインETFの市場規模が開始1年後に14.4兆ドルになると見積もっている。ユウ氏はまた、ビットコインの価格がETF開始後の最初の月に6.2%増加し、12ヶ月目には月間3.7%の上昇率になると予想している。米国のビットコインETF市場規模は、2年後に26.5兆ドル、3年後に39.6兆ドルに達するとの見込みも示している。しかしながら、現物型ビットコインETFの遅延や否決が価格予測に影響を及ぼす可能性があり、その「二次効果」はこの予測には含まれていない。ユウ氏は、今後のグローバル市場での動きや、2024年のビットコイン半減期、金利の動向などがビットコイン価格に影響を与えると指摘している。

-戦争によるインフレへの恐怖 ビットコインと金を押し上げる=アーサー・ヘイズ氏が分析
https://jp.cointelegraph.com/news/trigger-arthur-hayes-bet-on-bitcoin

仮想通貨取引所BitMEXの前CEO、アーサー・ヘイズ氏は、ビットコインが「グローバル戦時インフレ」の警告を発していると指摘しています。彼によれば、米国が複数の戦争に関与する中でのインフレリスク増加、及び米連邦準備制度理事会(FRB)の政策が、ビットコインと金の価格を押し上げる要因となるであろうとの見解を示しています。ヘイズ氏は、ビットコインが戦争に伴うインフレを既に反映しており、バイデン大統領のウクライナとイスラエルの戦争に関する演説後に、ビットコインの価格が上昇したことを挙げています。彼は100万ドルのビットコイン価格を予測しており、米国がイールドカーブコントロールを採用すれば、この価格目標が達成されると主張しています。また、大国間の緊張が高まる中、レイ・ダリオ氏は「第三次世界大戦」の可能性を50%と評価しています。ビットコインは10月に27%上昇し、年初からは100%以上の上昇を記録している。

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