5月20日17時30分現在の仮想通貨相場は、わずかな下落となっている。ビットコインは8000ドルを若干下回る水準で取引をしており、イーサリアム(ETH)とリップル(XRP)もわずかな下落幅で推移している。業界内では、先週末のビットコインのフラッシュクラッシュから立ち直ったことを評価する声が出ている。
(出典:Coin360)
日本の仮想通貨トレーダーからも人気が高い仮想通貨取引所ビットメックスのアーサー・ヘイズCEOが現在のビットコイン強気相場に太鼓判を押した。
20日にツイートし、「この強気相場はリアルだ。7000ドルを下回る下落は一時的で、2、3日後に再び8000ドルを超えた。9月と12月の契約もコンタンゴだ」と述べた。
ヘイズCEOは今年3月、FRBによる金融緩和路線への転換などを理由にビットコインは年末までに1万ドルを回復すると予想した。
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先週末のビットコインのフラッシュクラッシュ直後、ここを踏ん張れば2万ドルまで事実上レジスタンスはないという強気の見方も出ていた。
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一方、米調査会社ファンドストラットのトム・リー氏は、13日~15日までニューヨークで開催されたコインデスク主催のカンファレンス「コンセンサス」で、「仮想通貨冬の時代が終わったことが確認された」とツイートした。