11月の米大統領選挙に向け、ウインターグリーン・リサーチとガバメント・ブロックチェーン協会(GBA)が投票アプリを開発している。新型コロナウイルス(COVID-19)が同アプリの採用を加速したいとしている。

ウインターグリーンの社長であるスーザン・ユースティス氏は、コインテレグラフに対し以下のように述べた。

「我々は、このデジタル投票アプリが素早く展開されると予想している。遠隔医療市場をズームやシスコ・ウェブExからのバーチャルケアデリバリーが覆いつくしたように。医師たちの遠隔問診は、年間200件から先月は週あたり3万6000件に増加した。ヘルスケアに与えた同様の市場原動力の衝撃が、投票にも起こるだろう」

こいった投票アプリを導入するには、州ごとに承認を得る必要がある。ウインターグリーンは、選挙担当職員向けに訓練コースも準備しているとしている。

「ウインターグリーン・リサーチチームは、選挙担当職員向けの訓練を2週間以内に開始すべく準備している。バーチャル投票は、ソーシャルディスタンスを維持してCOVID-19の拡大を減少させることにおいて推奨されるいかなるソリューションのなかで最適である」

同氏によれば、アプリケーションのためのプライベートブロックチェーンを準備しており、間もなく発表される予定だとう。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン