Deribitのユーザーは、2021年9月24日に期限が到来するオプション契約により、ビットコインが10万ドルに達する方に賭けることができる。1日の取引量が急上昇した後、10万ドルというかなり高い行使価格が確立されたのだ。

オプション取引において、「行使価格」とは、デリバティブ契約を行使する際にそれを売買できる価格のことだ。

17日にツイッターで公表されたマーケティング資料によると、Deribitは11月に75万4123BTCのオプション契約を処理した。

Deribit取引所は、コインマーケットキャップ(CMC)において第10位の仮想通貨デリバティブにランクされている。ただしCMCで報告されている取引量は、データの収集・報告に関する方法論的な問題のため、マーケットの実際の出来高を反映していない可能性がある。

仮想通貨データの分析を行うスキュー(Skew)は17日、Deribitがビットコイン取引において最大のデリバティブ市場だと報告した。同社はまた、BTCでの1日のオプション取引が初めて10億ドルを超えたとも述べている。

DeribitはBitcoin.comで以下のように述べている。

「私たちは本日(それまでの24時間で)、合計35億ドルの出来高を記録した。(中略)私たちは本日(それまでの24時間で)、合計14億ドルの出来高を記録した」

ビットコイン価格の6桁到達という待望の夢は、最も熱心な支持者たちにとっては規定の路線とみなされている。最近の驚きとしては、最も強気の予測の多くがBTCコミュニティの外からもたらされていることだ。

シティバンクは来年、31万8000ドルというBTC価格を予測しているようだ。また、グッゲンハイムは40万ドルの評価額を予言している。一方でJPモルガンは、ビットコインがまもなく6000億ドル規模のカタリスト(相場上昇要因)を確保し、価格を急激に上げると述べている。