XRP(XRP)の複数の価格チャートに強気シグナルが点灯しており、今後数カ月で6ドルまで上昇する可能性が示唆されている。
XRPは6ドルを目指す展開か
トレーディングビューのデータによると、XRPは日足チャート上で対称トライアングルを上抜けて推移している。
価格が過去8年間の最高値である3.66ドルを明確に上抜けて終値をつければ、上昇トレンドが継続し、6.03ドルのターゲットが視野に入る。
この動きが実現すれば、現在の水準から75%の上昇となる。
「XRPは対称トライアングルを上抜けし、過去最高値を更新した!」と、仮名トレーダーのバイナンス・キラーズ氏は土曜日のX投稿で述べ、さらに次のように付け加えた。
「現在は上抜けゾーンを再テストしている。ここで反発すれば、強気の勢いが確認される」
強気フラッグ形成中 次のターゲットは5.80ドル
4時間足チャートでは、XRPは強気ペナントの中で推移しており、3.46ドルの抵抗線に挑んでいる。
この水準をローソク足で明確に上抜ければ、ペナントの上昇ターゲットである5.80ドルまでの上昇が見込まれ、現在の価格からは67%の上昇幅となる。
強気ペナントとは、急騰後に小さな対称トライアングルを形成するテクニカル分析における強気継続パターンであり、通常は上方ブレイクによって上昇トレンドが再開される。
スポットCVDが示す「買い手優勢」の市場構造
XRPの90日間スポットテイカー累積出来高差分(CVD)は、再び買い注文(テイカー買い)が市場を主導していることを示している。CVDは、過去3カ月間の買いと売りの出来高差を測定する指標だ。
6月初旬以降、買い圧力がオーダーブック全体で優勢となっており、XRP/USDは金曜日に数年ぶりの高値である3.66ドルを突破した。
以下のチャートに示された緑色のバー(正のCVD)は、価格上昇を期待する強気トレーダーによる楽観的な姿勢を示している。
CVDが緑のままで推移する限り、買い手が勢いを緩めていないことを意味し、これまでの強気サイクルと同様に、次の上昇波への布石となる可能性がある。
チャートが示すように、現在価格でXRP保有者の99%が含み益を得ているにもかかわらず、売り注文より買い注文の方が多く入っており、最新の急騰後も需要が持続している。これは、XRPが今後も上昇を続ける好位置にあることを示している。
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。
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