プロボクサーのフロイド・メイウェザー・ジュニア氏と音楽プロデューサーのDJキャレド氏が宣伝活動を行ったICOプロジェクト「セントラ・テック」の共同創業者であるロバート・ファルカシュ氏が、詐欺罪を認めた。

米国司法省の発表によると、ファルカシュ氏は、デジタル投資スキームを使って2500万ドル(約26億円)を被害者からだまし取ったとして証券と通信の詐欺罪に問われていた。

セントラ・テックは、米国の有名人が関与していたことでも話題となった。メイウェザー氏キャレド氏は一時期詐欺的なICOの宣伝役となりファンに参加するように呼びかけていた。

2018年に両者はICOプロモーションで受け取った報酬を報告しなかったとして米証券取引委員会(SEC)から起訴されていたが、2019年に不起訴となった

ファルカシュ氏は、最大10年の実刑判決を言い渡される可能性があるという。