先日、米ドルに連動するステーブルコインのテザー(USDT)が時価総額でXRPを抜いた。
テザーといえば、中国市場での需要が大きい。テザー保有者の60%以上が中国人トレーダーという中、2017年の9月以降で仮想通貨取引所の運営が禁止されている中国で、OTC(店頭)取引の「グレーゾーン」でテザーと人民元の交換が行われている。中国人トレーダーの間では、「まずはテザー入手、それからビットコインなど仮想通貨」という手順が普及している。
ただ、龍門キャピタルの日本代表サニー・ワン氏によると、新型コロナウイルスによる影響もあり最近のテザー需要には変化が見られる。新たな需要先はどこなのか?ワン氏と共にコインテレグラフのYoutubeで「テザー需要の真相」に迫る。
また、テザーといえば「新規発行」乱発が有名。ワン氏曰く「テザーとは仮想通貨業界のFRB(米連邦準備理事会)」だ。Youtube番組ではテザー新規発行の実態についてもワン氏が解説する。