ジハン・ウー氏の仮想通貨マイニング企業ビットディアが、世界最大のステーブルコイン「テザー(USDT)」の発効会社テザーから新たな資金を調達している。
5月31日の公式発表によると、テザーはビットディアと最大1億5000万ドル相当の株式を購入する契約を結んだ。この私募調達には1858万7360株の普通株と、1株当たり10ドルで最大500万株を購入するワラントが含まれる。
5月30日には、株式発行によって1億ドルの総収益が得られ、ワラントが完全に行使されればさらに5000万ドルが追加される可能性がある。
ビットディアは新たな資金をデータセンターの拡張、ASICベースのマイニング装置の開発などの目的に使用する予定だ。
2018年に設立されたビットディアは、中国のマイニング機器メーカーのビットメインから分離された世界最大級の仮想通貨マイニング会社の1つだ。
ビットディアの最高業務責任者であるコン・リンフイ氏は、「テザーを重要な投資家として迎えることができ嬉しく思っている。このパートナーシップはビットディアにとって重要なマイルストーンとなる。テザーの支援を受けて、成長を加速し、持続可能で効率的なビットコインマイニングにおいてリーダーシップを続けていく」と述べた。
テザーのCEOであるパオロ・アルドイーノ氏は、ビットディアがビットコインマイニング業界で最も強力な垂直統合オペレーターの1つであり、先進技術と強力な研究開発の成果があると評価した。
ビットディアはシンガポールに本社を置き、2023年4月に特別目的買収会社(SPAC)であるブルーサファリグループ・アクイジションとの合併を通じてナスダックに上場した。
数か月前には、ウー氏がビットディアのCEOに就任し、コン氏は最高業務責任者に移行した。
ウー氏は2020年にビットディアを設立しており、彼が共同設立したビットメインからの離反後に活動を開始した。
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