25日未明に急落したビットコインは、下げ止まりを見せている。仮想通貨市場関係者の間では今回の急落が一時的であるという見方が出ている。一方、著名な金(ゴールド)の投資家は、ビットコイン4000ドルを予測した。
(出典:Coin360「ビットコイン/米ドル(1日)」)
バックト失望は「時期尚早」
今回の急落はバックトの失望売りとの見方が出ているが、「判断は時期尚早」と話す専門家もいる。CNBCによると、ビットブルキャピタルのジョー・ディパスクエールCEOは「バックトの先物が効果を発揮するまでには時間がかかるため、最初の取引高だけで判断するのは時期尚早だ」と主張。ビットコインのファンダメンタルズは依然強固で、「数日で1万ドル回復するとみている」と述べた。
バックトのビットコイン先物の初日の取引高は、CMEの約73分の1だった。
また仮想通貨業界からは「バックトは最初はしずくでその後に洪水になる」という楽観論も出ている。
バックト立ち上げ直前の週末にコインテレグラフ日本版のインタビューに答えたマネックスグループの松本大CEOは、米金融大手フィデリティの仮想通貨カストディサービスとバックトとの連携が実現すれば、バックトの本領が発揮されるようになるとみている。
【関連記事:「盛り上がっていない」バックトのビットコイン先物の実情、マネックスの松本CEOが語る】
さらに今回の下落要因と考えられていたハッシュレートの急落やCMEでのギャップも一時的な現象と見られている。ハッシュレート急落に関しては、「先週末に中国の成都の同じホテルで中国人のマイナーたちが集まっていた」という情報もある。
ビットコイン4000ドル?
一方、アンチビットコイン組は勢いをつけている。
「破滅博士」という異名を持つニューヨーク大学のヌリエル・ルビーニ教授は、急落を受けて早速ツイートした。
A true sign that crypto suckers are panicking...as they should... https://t.co/sQbgOmSNrj
— Nouriel Roubini (@Nouriel) September 24, 2019
「仮想通貨好きのバカがパニックに陥っている本物のサインだ。まあそうなる運命なんだけどな」
また、著名な金の投資家であるピーター・シフ氏は、テクニカル分析を披露。「数ヶ月続いていた大きなディセンディング(下降型)トライアングルのサポートラインを下回ったこと」が背景にあるとし、「テクニカル的にかなりの弱気パターンだ」と指摘。「すぐさま4000ドルかそれ以下まで急落するリスクが高い」と予想した。