韓国大手携帯電話事業者SKテレコムがブロックチェーンを使った携帯電話保険サービスを発表した。ブロックチェーンを使った保険申請の手続きを可能にするもので、これまでの紙を使った保険申請を廃止する狙いがある。

Itbiznewsによると、これまで利用者は携帯電話が故障した時に保険金を獲得するためには実際にオフィスに訪問しなければならなかった。利用者はそこで保険が認められば領収書を受け取り、Eメールやファックスで保険会社に送っていた。

ブロックチェーンを使ったシステムでは利用者は上記の時代遅れの方法を回避できる。作業効率が上がる他、保険会社への情報提出に関するセキュリティも向上するという。

また、文書偽造といった犯罪抑止につながると見込まれている。

SKテレコムによると、サムスンのギャラクシーシリーズが新たなサービスを使う最初の携帯電話になる。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン