経営難に陥っているSVBフィナンシャル・グループは、米連邦破産法第11条に基づく裁判所の監督下での民事再生を申し立てた。
SVBは17日にこのニュースを発表し、SVBセキュリティーズとSVBキャピタルのファンドおよびゼネラルパートナーの事業体は、破産手続きの対象には含まれないとしている。これらの事業体は、SVBフィナンシャル・グループが事業の戦略的代替案の検討を進める間、通常の方法で事業を継続する。
またSVBフィナンシャル・グループは、シリコンバレー銀行や同行のプライベートバンキングおよびウェルスマネジメント事業であるSVBプライベートとはもはや関係がないことを強調している。同行の後身であるシリコンバレー・ブリッジ銀行は、連邦預金保険公社(FDIC)の管轄下で運営されており、連邦破産法の申請には含まれないことになる。