米SECによるリップル社提訴を受けて、XRPを取り巻く環境が急速に悪化している。資産マネジメント会社のポジション清算を受けて、日本の仮想通貨取引所でも一時停止する企業も出てきている。
各社の対応をまとめた。
日本の仮想通貨取引所
・SBIVCトレード(12月23日時点)
価格変動への注意喚起のみで、XRPの取り扱い方針には触れず。
・フォビジャパン(12月24日時点)
XRPの販売所サービス停止。再開時期は未定。
取引所サービスは継続。
・ディーカレット (12月24日時点)
XRPの売買サービス停止。再開時期は未定。
XRPの送受は利用可能。
・DMM Bitcoin(12月23日時点)
XRPの取引を提供継続。
・FXCoin(12月24日時点)
XRPに関するサービス(XRP/JPY,BTC/XRP,LTC/XRP,BCH/XRPの通貨ペアによる取引、およびXRPの入出庫)を継続。
・タオタオ(12月23日時点)
XRPの取引継続。
・GMOコイン(12月24日時点)
XRP/JPYレバレッジ取引の一部を停止。 暗号資産FXと取引所(レバレッジ取引)で新規売り規制を行う。
・楽天ウォレット(12月24日時点)
安定的な価格配信が可能と判断できるまでの間、停止することを決定。
・bitbank(12月24日時点)
現時点においては、XRPの取扱停止を予定せず。取引や入出金は継続して利用可能。
・BITMAX(12月24日時点)
流動性の状況によりサービス停止の可能性。
XRPの1回当たりの取引上限は1,000万円/回。
・Liquid(12月24日時点)
引き続きXRPに関連するサービスを提供する方針。
・コインチェック(12月25日時点)
現時点では、 XRPの取扱いを停止する予定はなし。
大口OTC取引サービスでは、「流動性供給元(カバー先)の状況を鑑み」、XRPの取引を12月26日8:00頃より一時停止する。
・ビットポイントジャパン(12月24日時点)
現時点では取引や入出金のサービス停止予定はなし。ただし、今後の状況次第では対応方針変更もありうる。
海外の仮想通貨取引所
・コインベース(12月29日時点)
12月28日から段階的に制限。2021年1月19日にXRP取引を完全に停止。
・OKCoin(12月28日時点)
2021年1月4日から取引サービスと入金を停止。
・ビットスタンプ(12月26日時点)
2021年1月8日から取引サービスと入金を停止。
・ビットトレックス(12月30日時点)
2021年1月15日に上場廃止。
・バイナンスUS(12月31日時点)
2021年1月13日に上場廃止。
・Blockchain.com(2021年1月5日時点)
1月14日からXRPの取引サービスを停止。