来日中のスクエアのジャック・ドーシーCEOが、決済サービスアプリ「キャッシュ」を使ったビットコイン取引を日本で始める予定はまだないと発言した。CNETジャパンが26日に報じた

ツイッターのCEOとスクエアのCEOを兼務しているドーシー氏は26日、スクエアの新決済端末発表のため記者会見に出席した。米国ではスクエアの自社アプリであるキャッシュで去年1月ビットコインの売買を開始。スクエアが消費者にビットコインを販売して受け取るビットコイン売上高は右肩上がりで、先日、去年1年間で1億6600万ドル(約182億円)以上だったことを明らかにした

またドーシー氏自身も、大のビットコインファンとして知られている。

先月、ドーシー氏は、「ビットコインはインターネットの通貨になる」と強気発言をしたほか、ビットコインの取引速度の向上と手数料の削減を目指すライトニングネットワークをスクエアで導入するかは時間の問題という見解を示していた

26日の記者会見に先駆けてドーシー氏は、ツイッターでマインクラフトのLEGOブロックをビットコインで購入したことを明かしている。

CNETジャパンによると、ドーシー氏は26日の記者会見で、次のように述べたという。

「二つの大きなトレンドとして、AIと電子マネーがあり、仮想通貨にはブロックチェーンを使ったイニシアチブが採用されている。ビットコインサービスについては米国で展開しているが、現時点で日本国内で発表することはない