東南アジアで初となる、保険付き機関投資家向け仮想通貨商品「BCMGジェネシス・ビットコインファンド-I(BGBF-I)」が、正式にローンチされた。
発表によると、このファンドは東南アジアでの機関投資家からの仮想通貨への需要に応じたものだという。人工知能を搭載したブロックチェーンベースのプラットフォームを利用し、カルフィン・グローバル・クリプト・エクスチェンジ(Calfin Global Crypto Exchange)が提供する。
ファンドのメインアドバイザーはIBHインベストメント・バンクが務める。
BGBF-Iはマレーシアのラブアン島の制度で規制される。ラブアンはマレーシアのオフショア金融センターとして知られている。
BGBF-Iは公募型保険証券(POSI)の保険適用と引き受けを提供する。ファンドマネージャーのサブ・ベンパティ氏は次のように説明する。
「BGBF-Iは、投資家がデジタル資産業界へのエクスポージャーを得ることができる、安全で保険付きのプラットフォームだ。投資家は、デジタル資産を直接取り扱う際の問題やリスクなく、安心して参加できる」
公式ウェブサイトによると、BGBF-Iファンドの最低リターンは年間12%とされており、ビットコイン自体は過去12ヶ月間で266.5%の上昇を記録している。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン