韓国の警察庁は過去3年間に国内の仮想通貨取引所、仮想通貨ウォレットのハッキング事件や被害額について詳細を報告した。仮想通貨取引所のハッキングは7件で、個人の仮想通貨ウォレットのハッキングは158件だった。ウォレットの158件中、91件は今年に起きた事件だが、逮捕者はわずか6人だけだという。bitcoin.comが伝えた

ハッキングによって違法に盗まれた金額は毎年着実に増えており、「2016年は26.5万ドル(約3,000万円)」、「2017年には3,580万ドル(約40億円)」、「2018年は現時点で6,300万ドル(約71億円)」だった。総額で9,900万ドル(約111億円)にも及んだ。

韓国政府は仮想通貨取引所のセキュリティチェックを、昨年9月から12月にかけて10ヶ所、今年1月から3月にかけて21ヶ所で実施した。しかし実際には、セキュリティチェックを実施した取引所でもハッキングが発生しており、多くのセキュリティ問題があるという。

(コインテレグラフ@マーケットアラート)