テラルナ・クラシック(LUNC)トークンの復活の可能性についてLUNCコミュニティが喜ぶ一方で、テラフォーム・ラボの創設者であるド・クォン氏は現在、韓国当局から逮捕状を突きつけられている。

ソウルの裁判所がシンガポール在住のクォン氏ら5人に逮捕状を出したとブルームバーグが報じている。韓国の検察当局によると、テラ創業者は、韓国の資本市場法違反の疑いに直面している。

5月に発生したテラ崩壊は、仮想通貨の歴史の中で最も破壊的な市場暴落の一つとなり、テラUSD(UST)-現在はTerraUSD Classic(USTC)と改名-と、同じくルナクラシック(LUNC)に改名したテラ(LUNA)の投資家に大きな損失をもたらした。ステーブルコインのUSTは米ドルのペッグから離れ始め、6月に0.006ドルの史上最低水準まで下落した。

UST以外では、4月に119.18ドルでピークを迎えた資産であるLUNAが0.0000009ドルの史上最低水準まで大きく下落し、プロジェクトのRedditコミュニティで自殺ホットラインがピンで張られる事態となった。

テラ崩壊は様々な分散型金融(DeFi)プロトコルにも影響を与え、ステーブルコインに関連するプロジェクトは80%以上の減少につながった。