南アフリカ準備銀行(Sarb)は来年第一四半期にも仮想通貨の利用に厳しい規制を施行すると明らかにした。ビジネスレポートが報じた

Sarbのクーベン・ナイドゥ副総裁によると、規制は為替管理の迂回防止が目的という。

報道によると、FNBなどの地元銀行はすでに仮想通貨企業の取り締まりを実施しており、先週は仮想通貨を扱う企業のすべての法人口座を閉鎖している。

こうした動きについて南アフリカ最大の仮想通貨取引所である「アルトコイントレーダー」のリチャード・デ・スーザCEOは「金融機関が国際的な圧力に屈し、世界中の個人や業界のユーザーに銀行サービスが提供されないことに失望している」とコメントした。

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