ソラナ・ラボは10月26日、、ソラナ・ブロックチェーン上でのプロジェクト開発のための新たなインキュベータープログラムを発表した。

「ソラナ・インキュベーター」と名付けられたこのプログラムは、ソラナのプラットフォームを活用するウェブおよびブロックチェーンプロジェクトに対して、資金調達、開発、ネットワーキング、マーケティングの支援を提供する。

ソラナ・インキュベーターは11月30日まで応募を受け付けており、採用された者はソラナ・ラボチームおよびパートナーから、プロジェクトの開発、マーケティング、ローンチの各フェーズにわたる支援を受けることになる。

ソラナ・ラボのプロダクトマネージャーであるエモン・モタメディ氏は、「インキュベータープログラムの優先事項は、Web3の統合や資金調達といった、創業者が直面している最大の障壁を取り除くことだ。これにより、各チームはユーザーの切実な問題を解決することに専念できる。成功に必要なリソースを創業者に提供することで、ソラナのエコシステムにより持続可能なビジネスをもたらすだけでなく、Web3業界全体の成長を支援することを目指している」と語った。

また、このプログラムは、スタートアップが自社の流動性を向上させるために、ソラナ・ラボのネットワーク内のベンチャーキャピタルとつながる機会を提供するよう設計されているという。

ソラナを巡る最近のニュースでは、ソラナ・ブロックチェーン上で最大の分散型金融(DeFi)プロトコルであるマリネード・ファイナンスが、イギリスでのユーザーをブロックしている

マリネード・ファイナンスのウェブサイトに表示されるイギリスのユーザー向けのメッセージによれば、このユーザーブロックは「英金融行為規制機構(FCA)による規則と規制に関するコンプライアンスの懸念」に対応するものだという。10月8日には、FCAが仮想通貨企業向けに「公正でクリーンで透明な」広告を推進するための金融プロモーション(FinProm)制度を導入した。この規制のため、既に一部の仮想通貨企業はイギリスでの事業を停止しているケースもある。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン