レイヤー1ブロックチェーンであるソラナを手掛けるソラナ・ラボが、さらに多くの非仮想通貨ネイティブブランドとその顧客をWeb3に引き込むことになるかもしれない。
6月12日、同社は新しいブロックチェーンベースの顧客エンゲージメントプラットフォーム「ボンド(Bond)」を正式に発表した。このプラットフォームは、ブランドが「長期的なロイヤルティを促進する」ことを目指している。
ソラナ・ラボによれば、ボンドは現在のロイヤルティプログラムの「重大な制約」、すなわち製品が売却または譲渡された場合に最終顧客との接続が失われる問題に対処するという。
ボンドはブロックチェーンベースだが、ソラナ・モバイルなどの最近の他の発表とは異なり、仮想通貨を前面に押し出していない。
ソラナ・ラボは「顧客がWeb3だと気づかないシームレスなユーザー体験」と表現している。ブランドもブロックチェーンの経験が必要ないとし、単一のアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を通じてアクセス可能だという。
このプラットフォームは、ソラナ(SOL)ブロックチェーンを活用し、コレクティブルな「デジタルツイン」や限定版デジタル製品を提供する。これにより、ソラナは「リピートエンゲージメントを促進し、全体的な顧客価値を高める」としている。
製品のデジタルIDにより、顧客は製品の真正性を確認でき、ブランドは製品が売却または譲渡された場合でも追跡できる。
さらに、ソラナ・ラボはこのプラットフォームが「新しい世代の顧客」を引き付けるとし、「ミレニアル世代とZ世代の購買力を持つソラナブロックチェーンの活気あるコミュニティ」を含むと述べている。
拡大するソラナのユースケース
ソラナネットワークは、ドッグウィフハット(WIF)、ボンク(BONK)、ポップキャット(POPCAT)、マイロ(MYRO)などの人気ミームコインをホストしている。
ペイパルがソラナネットワーク上でステーブルコインのペイパルUSD(PYUSD)を発表して以来、機関投資家の関心も高まっている。
ソラナは2025年に、分散型物理インフラストラクチャネットワーク(DePINs)の成長を活用するために、「ファイアダンサー(Firedancer)」アップグレードのフルスケールバージョンを導入する計画だ。
ブロックチェーンベースの顧客ロイヤルティプログラムは新しいアイデアではない。例えば、マーケティング企業オープン・ロイヤリティは、ハイパーレジャーファブリックに基づくブロックチェーンを持っている。
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