ソラナ財団は、アラブ首長国連邦(UAE)の自由経済特区であるドバイ・マルチ・コモディティセンター(DMCC)のエコシステムパートナーとなった。

10月15日の発表によれば、ソラナはブロックチェーンプラットフォームを通じて、DMCCクリプトセンターのメンバーに対して技術的およびビジネス開発のサポートを提供する。また、Web3に関するさまざまなトピックについてのウェビナーや教育コースを提供し、既にDMCCで稼働している助成金プログラムを拡大する。

DMCCのアフメド・ビン・スラヤムCEOによれば、ソラナの既存のパートナーはDMCCで優遇されるという。「ソラナエコシステムのプロジェクトには無料のセットアップとビジネスライセンスを提供し、私たちのメンバーは世界クラスのブロックチェーンプラットフォームとソラナエンジニアリングチームを利用してビジネスを新たな高みに引き上げることができる」とスラヤム氏は語った。

DMCCのエコシステムパートナーには、仮想通貨取引所Bybit、デジタル資産マーケットメーカーのDWFラボ、Web3インキュベーターのTDeFi、ベンチャーキャピタルファンドのBrincなどが含まれており、センターのメンバーの総数は公式には2万3000社に達している。

アブダビ・グローバル・マーケットとドバイ・シリコン・オアシス・オーソリティと共に、DMCCはUAEの投資環境を活性化するために設立された3つの自由経済特区の1つだ。

2023年9月までに、ソラナネットワークはロックされた総価値においてトップ10の中に入っており、約3億5900万ドルに相当する価値がロックされていた。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン