ソラナ、アフリカ仮想通貨市場の成長を促進＝フリンキャップ幹部

アフリカの店頭仮想通貨取引プラットフォーム、フリンキャップの最高マーケティング責任者であるオラドトゥン・ウィルフレッド・アカンベ氏は、同国における仮想通貨業界の驚異的な成長と成熟を強調した。主にソラナのレジリエンスとアフリカにおけるコミュニティが顕著だという。

アカンベ氏はコインテレグラフに対し、仮想通貨業界は着実に成熟し、以前であれば市場の急落を引き起こしていたであろう様々な課題に耐える能力を示していると述べた。

バイナンスやその創設者であるジャオ・チャンポン氏が2023年11月に米国のマネーロンダリング法違反で有罪を認めるなどの逆風にもかかわらず、業界は成長を続けている。

アカンベ氏によれば、どの技術もそのコミュニティの活力に大きく依存しているという。仮想通貨プロジェクトが送金や国際決済の問題解決に継続的に取り組んでいることで、業界も年を経るごとに成長していることの証左だとした。

「いくつかの仮想通貨プロジェクトを中心に構築されたコミュニティのおかげで、これまでになく主流採用に近づいている」

アカンベ氏のセンチメントは、ナイジェリア各地で開催された最近のソラナ・オールスターズ・ナイジェリア・コミュニティのミートアップを受けたものと考えられる。

ソラナ財団は、ミートアップ、ハッカソン、教育ワークショップなど、アフリカの多くの人々をソラナエコシステムに参加させるための活動を開始している。これらの取り組みは、コミュニティのエンゲージメントを強化し、ブロックチェーン技術の実際の採用を促進している。

世界中の様々な分散型グループがソラナを推進しており、ナイジェリアのソラナ・オールスターズ・チームは最近、最も活発なWeb3採用グループの一つとして浮上している。アカンベ氏は、これらの努力がユーザーの関心を価格の動きからソラナプロジェクトの実世界での利用価値にシフトさせると指摘している。

最近、米国で現物型ソラナ（SOL）上場投資信託（ETF）の承認に関する憶測が高まっている。ブルームバーグのアナリストであるエリック・バルチュナス氏によれば、このETFは米国の政権と証券取引委員会のリーダーシップの変更がなければ実現しないかもしれないという。

複数のETF発行者が現物型ソラナETFの申請を提出しており、6月28日には21シェアーズが証券取引委員会にS-1申請を提出した。

SOLは7月1日に48時間で15%以上下落し、121ドルの安値を記録した。SOLの週間損失は約10%、月間損失は23%に達している。